高校終業式
本日2時間目に、終業式が行われました。
<賞状伝達>
陸上競技部
山口県高等学校総合体育大会 総合2位 男子の部2位 女子の部2位
<理事長講話>
壮行式、素晴らしかった。ソフトボール部のキャプテンの宣誓はとても良かった。大きな声でハキハキとしていて、大会に向けての気合が感じられた。多くの部が総体に出場するので、硬式野球部も全国に向けて頑張ってほしい。
1年生の湯原合宿はとてもいい雰囲気でした。楽しめたのではないでしょうか。最近、全国的に不登校になる生徒が増えていると聞きますが、生徒同士の仲を深めて、友人に手を差し伸べてあげてほしいと思う。
決められたルールを守ることで一人一人の心が成長し、勝てるチームになる。日々の部活動から目に見えない財産を得ている。部の活動や成績だけでなく、人間性が評価されているのでこれからも頑張ってほしい。
硬式野球部の県大会初戦を昨日観戦した。1年生全員応援だったが、このような活動が団結力を高め、愛校心を高めると思う。1年生、吹奏楽部、チア全員で素晴らしい応援だった。
3年生は、部活だけでなく勉強も頑張ってほしい。昨年度は来栖くんが3年のインターハイまで頑張って競技を続けながら好成績を残すだけでなく、現役で広島大学に入学を果たしている。先輩を見習って文武両道を目指してほしい。
どの部も、記録更新できるよう有意義な夏休みにしてほしい。
<校長講話>
先日、若い女性から電話があり、本校の生徒が電車で席を譲ってくれた、というお礼の連絡だった。女性はヘルプマークを身に付けていた、と言われていたが、みんなはヘルプマークの意味を知っているだろうか。ぱっと見健常者と変わらず外見からは分からないが、援助や配慮が必要な人が周囲の人に知らせる為に身に付けるマークである。
この話には3つの褒められる点があると思う。
①ヘルプマークを見つけたこと。みんなが普段電車に乗っている状況を思い浮かべると、大抵の人は手にしているスマホに集中しているのではないだろうか。ヘルプマークを目にしたということは、周囲への目配りができていたということではないだろうか。
②ヘルプマークの意味を知っていたこと。目にしても意味を知らなければ、席を譲ることもなかったはず。
③実際に席を譲ったこと。
3年生は大事な時期がやってきている。特に就職希望の人は、この夏休みは大きなタイミングです。
みなさんは安全地帯というアーティストを知っているだろうか。I LOVE YOU からはじめよう、という曲に「ほんとうの自分ならこわくない」という一節がある。とても深い言葉だと思う。人生をかけてやれるものは何か、本当の自分とは、本気で向き合えるものは、しっかりと考えてほしい。
部活動生徒は全国あちこちに行くと思うが、コロナ感染者が増えているので各自感染対策をしっかりとして、有意義な夏休みを過ごしてほしい。