終業式(高校)
12月20日(金)1時間目に高校終業式が行われました。
<賞状伝達>陸上競技部(長距離)
山口県高等学校総合体育大会 駅伝競技 男子第2位 区間賞第3区、4区 女子第2位
男子第66回中国高等学校駅伝競走大会 第6位
女子第38回中国高等学校駅伝競走大会 第6位
第103回全国高校サッカー選手権大会山口県大会 第1位
第10回全国ユース環境活動発表大会 中国地方大会 優秀賞
あっという間に寒くなりましたね。今日は終業式の前に壮行式を行いましたが、座席に座っている人が少なくて寂しく感じるくらい、壇上に上がる人が多いですね。今回は全国大会の壮行式でしたが、他の部活の活躍も素晴らしいですね。部活同士の刺激が相乗効果になっていると思います。硬式野球部の生徒と話したときに「サッカー部には負けられません!」と言っていました。学園全体が活気づいていますね。
先日、男子サッカー部が西神オリエンタルホテルに宿泊し、選手権で兵庫県代表の滝川二高と練習試合を行い、3-0で勝ちました。その際、全国の舞台を経験している先輩、藤井蒼斗くんや山本吟侍くんなど4名が選手への差し入れを持参し、会場に訪れていました。先生達の愛が伝わっているからこその、母校愛だと感じました。
昨日、全国大会に出場する部活の代表選手と共に、防府市長表敬訪問をしました。それぞれが挨拶をしましたが、堂々としていて内容も素晴らしく選手としてだけでなく、人間的にも大きく成長しているのだと感じました。特に、ラグビー部主将の林香凜くんのコメントが素晴らしかったです。これも先生方の指導の賜物です。
近隣の方から感謝のお電話がありました。朝、自宅前の道に落ちている大量のティッシュを拾っていたところ、自転車で通りかかった学園の生徒数人がわざわざ自転車を降りて拾ってくれた、という内容でした。大人でもなかなか自分のことしか考えられないのに、素晴らしい行いだったと思います。ちょっとしたことで学校に対するイメージは変わってきます。くれぐれも、マイナスイメージになるようなことはしないように心がけましょう。
あっという間に12月になりました。3年生は登校日数がわずかとなり、もうすぐ卒業を迎えます。青春はあっという間に終わってしまいます。自分のできる精一杯で何事にも取り組むようにしましょう。すでに大学受験に合格し進学先が決まった人もたくさんいますが、一般受験に向けて共通テストを受ける人は、この冬の追い込みを頑張ってほしいです。女子サッカー部キャプテンの石原さんは、全国大会に出場しますが、共通テストと一般受験も控えています。真の文武両道で頑張っています。ぜひともどちらも納得のいく成果を出してほしい。受験生の皆さんは、体調に気を付けて一日一日を大事にしてください。
<副校長講話>
今年も2週間を切りました。ここから皆さんを見ると、マスクをしている人が増えています。勝負が近づいてきたのだと感じます。高校生の一番の勝負は、共通テストだと思います。すでに受験が終わって合格している人は気楽な生活をしているのかもしれませんが、ぜひ今頑張っている人に付き合ってあげてほしい。一緒に頑張ろうという気持ちを持ってほしいと思います。前回の話の中で、自分が親になった時、自分が勉強を頑張っていないのに子供に勉強しろという大人になっては駄目だと言いました。
今年から共通テストの受験科目に情報が追加されました。自動運転の車ができても、事故をする人はいます。時代が進むとそこに生じる課題は変化していきます。新しいものにチャレンジするのはリスクがありますが、流れについていく人間になってほしいと思います。
終業式終了後、3年生だけが講堂に残って、卒業アルバム用の写真撮影をしました。卒業まで学園に登校する日数は13日。仲間との時間を大切にしてください。
受験生、後悔のないようにやり切ろう!!