9月12日（金）の1時間目に高校の全校集会がありました。

＜理事長講話＞

おはようございます。少し暑さが和らいだように思いますが、湿度が高くてすっきりしない気候ですね。気分が沈みそうな天気なのに、みんなは姿勢がよくていいですね。２学期は学期の中で一番長く、スポーツの秋、勉強の秋、食欲の秋ですね。学園は特にスポーツを頑張っている人が多いですね。スポーツのいいところは、応援も含めてチーム一丸となって頑張るところだと思います。これは社会人になってなかなか味わえないことです。昨日、タカガワグループが融資を受けている阿波銀行の方が来校され、施設の素晴らしさに感動されていました。それ以上に感動されたのは、運動部の生徒の挨拶が素晴らしかったことです。挨拶は対人関係においてとても大切です。これからも特に来校者には気持ちの良い挨拶を心がけましょう。今年度の国スポは、男子バレー、サッカー、ゴルフ、硬式野球部が出場します。参加費用は県負担です。山口県代表として参加する意識を持ってください。全国大会なので注目度が高いです。自分達の目標に向けて頑張るだけでなく、学園の知名度を上げてほしいと思います。甲子園は他の全国大会に比べると知名度が高く、先月のことなのに今もまだ出会う人に「甲子園出場おめでとうございます」と言われます。注目度が上がると、悪いニュースを探して晒そうとする人が出たりします。部活動を頑張ることは大事ですが、日頃の生活をきちんとすることも大切です。携帯電話は生徒にとっていい情報と悪い情報が混在しています。特に３年生は今からとても大切な時期です。携帯電話は、情報を得る為のツールとして今は欠かせないものです。しかし、誘惑がとても多いので使い方を考えて自分を律して生活してください。高校生は、いい人生を送る為の礎を作る時期です。これからの人生は、どこの大学に進学するか、どこに就職するかで大きく変わってきます。学校生活を大事に過ごしてほしいと思います。それぞれの部活が大事な試合を控えています。目標はそれぞれと思いますが、上を目指してほしいと思います。

＜校長講話＞

年々、就職希望の生徒は減少傾向です。今年度の希望者は２８名で、来週から就職試験が始まります。今年度は意識が高く、履歴書の完成度がとても高いです。志望動機を書く欄はとても限られていますが、概ねうまく自分を表現できていたと思います。しかし、今年度はまだ、面接希望で訪ねてくる生徒がいません。いつでも校長室に来てください。先日校長会があり、他校にお邪魔しました。毎年持ち回りで会場が変わるので県内のあちこちの高校を訪れます。他校と比較すると本校の施設はとても充実しています。その経験から今回は物の値打ちについて話そうと決めました。物は使い込むと、値打ちは下がるものです。ただ、使い方によっては上がる場合があります。どうすればいいか？それは、丁寧に手入れをすることです。愛着がわき、長く使うことができ、値打ちが上がります。新しいものを買うのは簡単だけど、愛用のグローブなど手入れした物は新品に代えがたいものだと思います。学校の施設も同じです。１人のものでもあるし、全校生徒のものです。それを値打ちが下がらないように手入れして使ってほしいと思います。誰かが掃除するからいいだろうと思うと、結果誰もやりません。毎日のゴミを取って掃除をするのは、自分達でやってほしいと思います。そうすることで、施設だけでなくみんなの心も素晴らしい学校になるのだと思います。

今月末には国スポがあります。山口県代表として堂々とプレーをしてほしいと思います。頑張ろう！